読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とまりぎ

天然石のこと、わんこのこと、心のこと、日常のあれやこれやをちょこちょこと綴ります。

職業 その他

f:id:sachipop:20160326101532j:plain


最近、某モニターサイトのアンケートに答えてポイントをぽちぽち溜め込むことを秘かな楽しみとしているのだが、様々な企業のアンケートの冒頭に、貴方のお仕事はなんですか?的な質問が有り困惑する。
IT関係、教育関係、サービス業、小売業、派遣社員、主婦..... その他と有り各項目の前にチェックボックスが付いていてひとつだけ選べという。

今日は、その他という欄にチェックしてみた。

私は、天然石を販売するといういわゆる小売業を営みお客様からお代をいただいている。しかし、それは水曜と日曜限定だ。
水曜と日曜しか店を開けないふざけた店の店主なのだ。

あとの日は何をしているかというと、決して早くない時間にもぞもぞと起き出しトーストをかじりインスタントコーヒーを飲み、犬たちに愛想をふりまき、ジャージに毛の生えたような格好で仕事をはじめる。ネットの注文の発送や日本中に散らばるご贔屓様のリクエストやオーダーをこなしている。いや、こなさない日もある。
少量の仕入れ作業をし、仕事関係のメールを出し、疲れるとテレビをみる。
坂上忍氏か宮根氏に相槌を打って、ひとあくびするともう夕方になる。

この時間帯になると、ぱきっとした主婦なら夕食の買出しに行き、ご飯を炊き、おかずを作るのだろうが、私はおかまいなしにソファーに寝転びヤフーニュース等みている。

夫氏が帰ってくるであろう20分前に電話を入れ、『晩ご飯何する〜?』と伺う。『う〜ん何しようか〜』と夫氏が答えると、これ幸いと『じゃ〜帰ってからね〜〜』となる。
ここからは急ピッチで、四角い部屋を丸く掃く戦法で掃除機をかける。加湿器に水を足し、テーブルを拭く。カップを洗い花瓶の水を変える。1日の中で最も機敏に動く。
少しは家事をやってました感がみえるようにとの策ではあるが、おそらくバレているだろう。

夫氏は、帰宅後いそいそと着替え、『じゃ〜、今日は○○ね』と晩のメニューを告げると主夫と化し手際良く野菜を洗い肉を焼く。
彼はピザも生地から作れば、煮凝りまで作る。生粋の料理好きなのだ。
昼間に電話が入り『今日は美味しいパンを買って行くからパスタね』の時もあれば、私が店を開ける日には自身の出勤前におにぎりを作ってくれていたりもする。スマイルマークの黄色い付箋に『おにぎり忘れないように』のメモ書き付き。夫がお弁当をもたせてくれるのだ。
大いに甘やかされている。

これが私の日常である。ほぼコレである。

よって、他者からお仕事は?と聞かれた際、週2日しか店を開けないのに小売業の欄にチェックはしづらい。
なんとなく申し訳なく感じる。

では、潔く主婦の欄にチェックできるか。

エプロンをした笑顔の夫氏の姿が頭をよぎる。
付箋付きのラップに包まれた三角おにぎりが目に浮かぶ。

嘘はつけない。

やはりここは、
その他の欄が無難であろう。
そう思うのだ。