旧岡山藩直営の庶民教育のための学校として江戸時代に建てられた。
現存する日本最古の学校だ。
講堂の花頭窓が大胆で美しい。
とても340年前のつくりにはみえない。
庭から私たち夫婦の目を奪ったのはかまぼこ型の石塀。
切り込み接ぎ式だと説明されている。
切り込んで綺麗に接合面を合わせて後でノミで削り込んで丸くカーブを作っているらしい。
ゆるやかで、柔らかく威圧感の無いつくりなのだ。
花頭窓も石塀も庶民に開かれた学校への精神的な想いや願いが感じられる。
立派な講堂と石塀を見せていただいた。
桜が咲いたらまた訪ねよう。
※閑谷神社はお直し中でした。