柳家花緑さんの落語をききはじめて8年ちかくなる。
毎年、花緑をきかないと夏が来ないのだが、あらら、今年は初秋にいらっしゃる。
噺の中に江戸の庶民の生活や粋が感じられる。
私はすっかり江戸の粋にあこがれている。
キザとはちがう。
何事も全部でなく八分目。
抜く事を知っている。
私をみてみて的な必死感ではなく、こよなくさらり。
さらり。
さらりなのだ。
9月の独演会でまた江戸の粋に触れよう。
…と言いながら
ほんとは、ただただ笑って笑ってじんわり泣いてスッキリして帰ってくるだけなんですけどね。
とにかく楽しみにしている。